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真庭地域の紹介

真庭地域での木材の流れ

  • ・真庭地域は古くから木材の集散地として発展してきており、現在も約30社の製材所が稼働している。

  • ・木材流通の要となる(株)勝山木材市場(製品市場)は昭和28年に、真庭木材市売(株)(原木市場)は昭和35年に設立された。

  • ・岡山県北部素材生産協同組合には、地域外を含め素材生産業者22社が加入している。

  • ・平成27年から木質バイオマス発電所が稼働を始めた。その前後にチップ工場が新設され、年間約10万㌧のチップを供給するなど、木を余すところなく使い、森林資源の循環活用を進めている。

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(1)地域内の森林と伐採風景

(2)地域内の製材所(真庭産材の製材所)

(3)地域内の主な木造建築物

  • 真庭市役所本庁舎と真庭回廊

    平成22年に設置。平成17年3月に合併した9か町村(北房町・落合町・久世町・勝山町・美甘村・湯原町・中和村・八束村・川上村)を象徴する9本の木組み柱で回廊に架かる大屋根を支え、地域の個性を発揮しながら一体となって真庭市の未来を築いていく姿を現している。

  • 落合総合センター

    平成28年4月開所。「内外装・構造体・エネルギー」全てにおける地産地消型の公共建築を具現化している。市役所落合振興局・保健センター・公民館・図書館等のサービス機能を持ち、市民のための公共施設として地域交流の核となっている。

  • 北房小学校

    北房地域の小学校を統合して平成30年に開校。
    2層吹き抜けが特徴的なメディアセンターは210mm角のヒノキの一般製材を4本束ねた通し柱を支柱として採用している。大断面集成材を校舎の柱梁フレームやブレースはなく、屋内運動場の天井に網目状に組み合わせて使用している。屋根下地だけでなく、教室棟の耐力壁としてもCLTを活用している。

  • 新庄村役場庁舎

    令和4年12月竣工。石州瓦の屋根や漆喰壁、羽目板、ささら下見板張りなど、宿場町として栄えた新庄村をイメージしたデザインである。山里に流れる清流が故郷の風景であるように、新庁舎もまた故郷の風景になって欲しいとの思いが込められている。